前回書いた「【海外進出:必読】パートナー選び」に関連して、
最近聞いた例で、残念だなと思ったこと。
パターン①:有効期間5年(例)の独占契約で海外企業(A社とする)と締結した。
⇒A社は日本酒販売が主事業ではなく、片手間。販売単価が非常に高い、業界知識もない+ITに疎い(簡単にいうとネットが使えない)から、自分達の置かれている環境(競争力がない)に気が付かない。契約した酒蔵の商品は魅力的であるが、他社が取り扱おうと思った場合、必ずA社から仕入れないといけなく、そこにマージンが発生する為、飲食店で最終消費者に提供する価格が更に高くなり、商売として成り立たない。結果、数量は伸びず、悪い噂だけがたつ。実はA社は業界では干されています。酒蔵も途中で当該事実に気付き、A社との契約解消を望んでいるが、5年縛りがあるので20XX年迄身動き取れない。つまり、この酒蔵はA国では20XX年迄もう主体的に攻めることは出来ません。パートナー選びの失敗を後悔しています。ビジネスチャンスを沢山逃しているのは言うまでもありません。契約書の文言も締結前に変更要請できましたよね?A社がどんな会社かも契約締結前にある程度調べることができたはずです。
パターン②:日本政府(県)と某国政府(市)の紹介/斡旋によって、某国B社と販売契約を締結したケース。
⇒B社は組むべき会社か事前調査したのか?国の紹介、斡旋だからといって安全、安心できると考えるのは安易。政府は勿論良かれと思って、持ってきた案件ですが、最後は当事者同士の問題です。政府は紹介しただけで、問題に対して何の責任もありません。紹介者にも責任が有るということで、政府に責任を取ってもらうのはお門違いです。
契約書の文言は自分で一字一句確認しましたか?
取引条件はそれでいいですか?一方的にB社に有利な条件になっていないですか?
などなど、気になる点が沢山。
別途記事投稿予定ですが、販売国における商標権も大きな問題。理解していますかね?
こういう事例を聞いて、今となってはどうにもならない、後の祭り的な状況、本当に心が痛みますし、悔しいです。責任と当事者意識を持って、自分の商売のハンドルを他人に握らせず、御自分でドライブして下さい。
結婚で考えるとすごくわかりやすいと思うので、あえて書いてみます。
結婚する前、その人の生い立ちや家族構成等知って結婚しますよね?
結婚して、実は借金がXX億円あってって言われたら?実は離婚歴があると結婚してから言われたら(離婚歴があることが悪いという意味ではなく、後で事実として発覚することが問題)?気になることはクリアにして結婚しませんか?
そんな人と結婚生活続けられないですよね?
上記パターン②の紹介も同様です。
大手結婚紹介サービス(例えば東証一部のしっかりした会社)を利用して、結婚しました。
結婚したら、結婚相手間違えたというようなことが沢山起こりました。
紹介会社のせいでしょうか?又、彼らに責任を取らせるのが当たり前でしょうか?
違いますよね?当事者の責任ですよね?
笑いごとじゃないですが、一回結婚すると離婚って大変です。
商売でも。両社無傷ではすみません。ダメージも50%50%ではありません。
もっと慎重に納得するまで、考えましょう。
これで私が皆さんに何を伝えたかったか、理解頂けたと思います。
不本意な提携/協業(=結婚)による被害者を本当に減らしたいです。
弊社は海外販売先のその先にある飲食店の情報(要望があれば、現地へお連れします)、
商品を保管する環境、マーケットサイズ等全て、お伝えして納得頂いた上で、パートナーとなりますので、これからパートナーに成る酒蔵様、気になることは徹底的に聞いて下さい。
納得するまで。弊社でお力になれることがあれば、気軽に相談のメッセージして下さい。
Comentarios